那須温泉郷最初の温泉!
鹿の湯は今から1300年以上前に発見され、那須温泉郷の先駆けとも言える温泉です。温泉を相撲に見立て格付けする「温泉番付」(初回作成は江戸時代)では、東方の関脇に格付けされるほど、昔から湯治場として高く評価されています。
九尾の狐伝説”殺生石”のすぐ近くにある湯治場
鹿の湯は、九尾の狐伝説のある「殺生石(せっしょうせき)」のすぐそばにあるので、観光がてら気軽に入浴できるのも魅力です。殺生石は、その昔、美女に化けて帝をだまし悪事をした九本の尾を持った狐が、陰陽師に追い詰められ石に姿を変えたとされています。その名の通り、今も尚、有毒ガスがたまりやすい場所とされ、直接近づくことが出来ないほどです。また、「温泉神社(ゆぜんじんじゃ)」と呼ばれる神社もあり、温泉好きの方はぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。
独特の湯治方法!時間湯の魅力!
鹿の湯と言えば、時間湯という独特の湯治方法を楽しめる温泉でもあります。時間湯と言えば、草津温泉も有名ですね。(草津では合わせ湯と呼んでいました。)鹿の湯の湯治方法は、浴槽につかる前に「かぶり湯」と言う47℃ほどある温湯を柄杓を使って後頭部からかぶります。100回~300回で入浴後の湯あたりを防ぐとされていますが、慣れていないとその回数の多さと温度に苦戦するかと思いますので、体調と相談しながらほどほどに試してみてください。湯っ子は、かなり慎重にゆっくりと試してみました。100回には到底及びませんでした(笑)常連の方はかなり早いペースでテンポよくかぶっていらっしゃいましたよ。 日本では珍しいかぶり湯をした後に、温度の異なる6種類(女性は48℃がないので、5種類)の浴槽から好きなところを選んで入浴します。温度は41℃→42℃→43℃→44℃→46→48℃とあります。最初は胸まで使って3分入浴。休憩をはさんで、次は全身で3分・・・というように繰り返します。一度の入浴で15分程度が良いそうですが、慣れていないと本当に熱い!!ので、慣れるまでは無理のない範囲で入浴されることをおすすめします。
那須は古くからの観光地!大自然に牧場、御用邸も有名!
鹿の湯のある那須は、大自然に恵まれ、御用邸や保養施設、レジャー施設などがある観光スポットです。また多数の牧場があるため、新鮮な牛乳やチーズなどの乳製品が楽しめます。自然を満喫するのもよし。美食に舌鼓するのもよし。温泉も満喫するのもよし。世代間問わず楽しめる場所ですので、家族旅行にもおすすめです。
施設情報
施設名称 | 鹿の湯 | |||||||||||||
住所 | 栃木県那須郡那須町湯本181 | |||||||||||||
TEL | 0287-76-3098 | |||||||||||||
日帰り入浴料金 | 大人500円 子供(小学生)300円 幼児無料 |
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日帰り入浴営業時間 | 営業時間8:00~18:00(最終受付:17:30)
※コロナウイルス感染予防のため営業時間に変更がある場合があります。詳細は直接施設へご確認ください。 |
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URL | http://www.shikanoyu.jp/ |
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